【沖縄ITトピックス】浦添市のシステム開発会社がアジア進出、発展著しいミャンマーへ現地法人設立
2017年10月17日
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琉球新報(2017/10/7)に、『アジア展開に意欲 OCC ミャンマーに法人設立』という記事が掲載されました(沖縄タイムスも同日、『OCC、ミャンマーに法人/9月設立 成長市場で基盤確立へ』という同内容の記事を掲載)。これは、沖縄県浦添市に本社があるシステム開発会社オーシーシーが、急激な経済成長を遂げているミャンマーへ進出し、現地法人を設立したというニュースです。県内企業のアジア進出の活発化は、沖縄がアジアと日本を結ぶITビジネス拠点であることを強く印象付けるとともに、沖縄IT業界の発展を示唆しています。
ニュース概要
・情報処理サービスの株式会社オーシーシー(浦添市)は9月にミャンマーで100%出資の現地法人「ミャンマーOCC」を設立した。現地法人を拠点にしたアジア展開や、県内企業のミャンマー進出を支援することなどを目標にしている。
・民主化が進み、今後も経済成長が見込まれるミャンマーの需要を早い段階で取り込み、営業基盤の確立を目指す。
・同社は電子カルテシステムをミャンマーの病院に納めるなどの実績がある。現地法人の設立で、企業や行政を対象にしたシステム開発や、営業活動などを本格化させる。
・現在の従業員は3人だが、現地で採用面接を続けており、これから増やしていく。将来的には30人規模まで拡大したい考え。次年度の売上高は1500万円を目指す。琉球大学で情報工学を学んだ経験があるミャンマー出身のチョジン・ウィン氏が会社代表に就任し、現地採用のスタッフで業務を始める。
・OCCはこれまで、インドネシアや中国、ベトナムなど海外で事業を展開してきた。法人の設立は今回が初めて。天久社長は「沖縄発のシステムをアジアに展開したい」と意気込んでいる。ミャンマーを拠点に周辺のアジア地域で事業を展開することも視野に入れる。
▼出典:
琉球新報(2017/10/7)
アジア展開に意欲 OCC ミャンマーに法人設立(有料版)
沖縄タイムス(2017/10/7)
OCC、ミャンマーに法人/9月設立 成長市場で基盤確立へ