インタビュー interview
【沖縄日立ネットワークシステムズ】沖縄に住みながら大きな仕事をしたい、という夢が叶う場所
●今回インタビューした鎌田さんは、沖縄日立ネットワークシステムズ株式会社に2006年に転職。大阪から移住し、沖縄在住歴は約11年となります。
●鎌田さんは愛媛出身で、沖縄の大学へ進学。全国的にも珍しい海洋生物の研究をした後、大阪でシステムエンジニアとして6年就業。その後沖縄へ移住し、現在は沖縄出身の奥様と、10歳の息子さんの3人家族で自然豊かな沖縄の生活を楽しんでいるそうです。
●仕事内容は、通信会社向け次期システム提案に向けた、プロトタイプの開発です。大規模なプロジェクトで自分のスキルを思う存分発揮しながら、沖縄での生活を満喫している鎌田さんの輝いている笑顔が、事業所に目の前に広がる嘉手納のおおらかな海にぴったりマッチしていました。
沖縄日立ネットワークシステムズ株式会社 システムエンジニア
鎌田 真輔さん
愛媛県出身。沖縄の大学で海洋自然科学を学ぶ。その後大阪の情報システム系の会社へ新卒入社。制御系のシステム開発などを6年間担当した後、沖縄出身の奥様の出産をきっかけに、2006年に沖縄移住。沖縄日立ネットワークシステムズ株式会社へ入社し、現在に至る。
移住の経緯について
海が好きで、大学時代を沖縄で過ごす
もともと愛媛の出身で、大学時代に沖縄で、海洋生物学を専攻していました。昔から海が好きで、特に海の生物について学びたいと思っていたところ、全国的にも珍しい海洋自然科学を学べる大学が沖縄にあったので、入学し4年間学びました。
都会で働く経験をするため、大阪へ
その後、新卒で大阪の情報システム会社へ就職しました。担当していたのは、制御系のシステム開発とeコマースの製品開発です。
就職するときは、一度は大都市で仕事や生活したほうがいい、という思いが自分の中にあったので、大阪の会社を選びました。モノや情報に溢れた場所での暮らしを一度は経験しておいた方が、自分の人生や適性を考える上で、後々役に立つと思っていたんです。その暮らしを、自分の中では期間限定の位置付けで経験していく中で、やはり大学時代に過ごした、海に囲まれ、人が温かい沖縄で居を構えて暮らしたい、という思いが確信へと変わりました。
妻の故郷、そして自分の第二の故郷である沖縄へ
そしてちょうど6年働いたタイミングで、沖縄出身の妻の出産に合わせて、もともと大学時代を過ごし、妻の故郷でもある沖縄へ帰ることにしました。
今は沖縄本島の中部エリアにある、北中城村に住んでいます。ショッピングモールなどの商業施設も多くある一方で、海や自然環境などにも恵まれており、生活するにはとても過ごしやすい場所です。妻の実家も、北中城と同じ中部エリアの宜野湾市なので、親戚などのサポートも受けやすく、子育て環境としても今は申し分ない環境にいます。
移住して11年、自分が「移住して来た」という感覚は、もはやありませんね。すっかり溶け込んで、当たり前の状況です。移住の動機は、妻が希望していたということもありますが、自分自身もいつか美しい海に囲まれた沖縄に戻りたい、という気持ちがとても大きかったと思います。
現在の仕事について
仕事に関しては、移住するとき特に何も不安はありませんでした。ここ嘉手納開発センターは、メンバーのほとんどがエンジニアです。私はプロジェクトリーダーとして、通信系の会社のシステムを担当しています。この会社を選んだのは、あまり小さすぎる会社だと、小さいなりに忙しく自由も利きづらい、というイメージがありました。大阪でも、そういう会社をよく目にしていたので。転職の条件としては、沖縄の中ではフロントに立てる程度の大きな規模で、若い会社、という会社を探しました。今、理想通りの会社で働くことができています。
現在の会社について
当社が沖縄で事業展開していることの意味や優位性という話をすると、日立というグループとして存在していることの意義が、この沖縄においては大きいです。私が担当しているのはどちらかというと本土の企業の仕事になるので、沖縄で沖縄の案件だけというよりも、本土の案件もできるレベル、それがさらに日立という大きなグループの、県内のフロントという立ち位置にあって、日立グループとして生かしたスキルを沖縄県内の企業にも生かせるということに意義があります。
ブランドとしても、牽引力としても、そのような位置付けにあることは大きな意義があると思っています。何と言っても、日立グループがもっている情報やノウハウの大きさが違います。ですので、ここ嘉手納開発センターでは、大部分は本土企業の案件を担当しています。沖縄で仕事をする上で、このことは誇りでもあり、醍醐味でもあります。
また出張機会についてですが、本土の企業の仕事をする上で、
会社の強みやよさについて
エンジニアという職業は、開発技術があれば、場所問わず自分でやりたいことを選んで働くことができるのは、大きいですよね。当社の強みは、沖縄にいながら大規模なプロジェクトに関われることです。例えるならば、「全国ニュースに出るようなプロジェクトに携わることができる」規模です。そして、完全なローカル企業ではないため、母体が持つ最新の技術や情報、そしてブランド力をフルに活用できます。ですので、沖縄に住みながら大きな仕事をしたい、というような欲張りな人には向いてる会社ですね。
沖縄移住について
やりたいことに集中できる環境
まず私自身についてお話しすると、沖縄という環境に身を置きながら、自分がやりたことができています。沖縄の好きなところは、大阪時代と違い、「自分のやりたいことだけできる」ということ。海が好きなら、海にだけ行けばいい。とってもシンプルな話ですが、大阪をはじめとして、都会はまさにいろいろなものがあるので、あれもこれもできる代わりに、何をやるにも時間とお金がかかってしまいます。こっちは、やりたいものだけ見て集中できて、必要な時にしかお金を使わないところがいいですね。ですので今の沖縄の暮らしは、自分の生き方にぴったり合っています。
結局移住してよかったことは、仕事面ではいい意味であまり変わることなく、自分のやりたいことがしっかりできること。生活面では自分や家族のやりたいことに注力できて、余分なことに時間やお金がかからないことですね。
休みの日は、お気に入りのスポットで写真撮影を楽しむ
休みの日は、大好きな海に行ったり、居心地のいいカフェに行ったり、自然豊かな公園に行って家族と過ごすのが一番の幸せです。すぐ足を伸ばせば、リゾート気分を味わえるのがとても贅沢だと今でも思います。おしゃれなカフェは海沿いをはじめ、あらゆるスポットにあるので、沖縄カフェ巡りもオススメですよ。
そして沖縄は、海に限らず遊べる自然が多いです。趣味で写真をやっていますが、撮影ポイントは、読谷村や本部町の周辺が好きです。街並みの雰囲気もそれぞれ特徴的で、海と緑と街並みがマッチして、とにかく絵になります。私は子供を被写体にして撮りますが、写真はインスタグラムにアップしています。フォロワーさんは県外の方が多いので、沖縄の風景と子供の写真を楽しみにしてくださっている方が多く、SNSを通した交流も楽しんでいます。観光ガイドには載っていない沖縄の自然の風景などは、特に反響も大きく、人気があります。
最後に、沖縄へのUIターン転職を考えている人にメッセージをお願いします
仕事の感覚は、そのままに
エンジニアがもし沖縄にIターンで来た場合、ハマると思いますよ。大阪からこちらに来た時に、私もそうでしたが、向こうの感覚ってあまり忘れたくないという気持ちが少しあったんです。だけど、いいとこ取りというか、ゆったり生活も楽しみたいけれども、都会で経験した仕事の感覚も忘れたくないという気持ちを満たすことができます。スタート時点でも、とてもスムーズに入りやすくて。仕事の感覚は、あまり変わらずすぐ入れます。そこにギャップがなく、その過程の中で生活もどんどん慣れていくので、とても楽ですよ。
スキルアップも十分できる
それから、スキルアップする場や横のつながりも十分にあります。例えば、2006年に設立された沖縄のプログラマコミュニティがあ
また最近新しく移住して来た人たちが、カンファレンスを定期的に開いていて、本土の有名なプログラマーなど来沖することが多いです。自分も主催側として、一時期勉強会を開催していました。沖縄のいろいろな会社の方が集まるので、とても楽しいですね。ネットで情報を得ることはもちろん日常的なことではありますが、直接話を聞くことはやはり情報の質など全く違います。
とにかく沖縄は、エンジニアの方には、とてもウエルカムな環境ですよ。生活面でも仕事面でも素晴らしい環境に恵まれた沖縄へ、ぜひ、いらしてください。
鎌田さん、ありがとうございました。
●【NEWS】移住イベント@渋谷に、沖縄日立ネットワークシステムズが出展します!イベントの詳細はこちらにてご確認ください。
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