インタビュー interview

【株式会社エプコ】リフレッシュできる環境に囲まれながら、東京と変わらない空気感で働ける場所

住宅設備の工業化を掲げ、設備工事の生産性、品質向上に資するサービスを数多く展開している株式会社エプコ。今回は、株式会社エプコの沖縄オフィスにて、社内システムエンジニア(SE)として働くお二人にインタビューしました。現在のお仕事と、沖縄移住を長く続ける秘訣(ひけつ)をお伺いしました。


 

中村昌樹さん(情報システム部 CSシステム課 社内SE) *写真

埼玉県出身。2007年10月、沖縄出身の奥さまとの結婚を機に埼玉から沖縄へ移住。【経歴】日本電子専門学校を卒業後、新卒で工業用バルブメーカーへシステム部員として入社。10年勤めた後、沖縄移住を機に当時社内SEを募集していた株式会社エプコへ転職。

 

Sさん(情報システム部 生産設計システム課 社内SE)

東京都出身。2007年11月、東京から沖縄へ、沖縄好きが高じて移住。【経歴】新卒で入社したソフト開発の会社で2年半勤めた後、2000年から約1年、ワーキングホリデーでニュージーランドへ渡る。帰国後、東京の商社で社内SEとして勤務。年に何度も旅行するほど好きだった沖縄に移住し、商社で培った社内SEのスキルを活かせる株式会社エプコへ転職。

 

移住の経緯について

 

お二人とも、東京からのIターン組とのことですが、沖縄移住の経緯と、現在のお仕事について教えてください。

 

中村さん:

私は、石垣島出身の妻と埼玉で出会い、結婚を機に沖縄へ移住しました。妻が沖縄出身ということで移住に関する不安はあまりありませんでしたが、仕事が見つかるかどうかは少し不安でした。そんな時に偶然エプコの社内SEの求人を見つけたので、就職することを決めたのが入社の経緯です。現在は、エプコのコールセンターシステムのメンテナンスやアップデート、部署内のインフラの運用管理などをしています。

 

Sさん:

以前東京で働いていた頃から、海や森などの自然の中でリフレッシュするのが好きで、沖縄にはよく遊びに来ていたんです。沖縄に来る頻度も、最初は1年に1度だったのが、気づけば2カ月に1度と増え、いつか沖縄で生活したいと思うようになりました。ちょうどその頃、エプコの社内SEの求人を見かけ、前職でも社内SEの業務をやっていたため、その経験が活かせると思い、入社しました。現在は、社内システムのメンテナンスやアップデートなどを行っています。

 

現在の会社について

 

エプコという会社のよさや、仕事の魅力を教えてください。

 

中村さん:

私が思うエプコのよさは、CEOがいろんなことにチャレンジをしていることです。これまでは設計関連の仕事とCS業務だけだったんですけど、今は電力事業など新しい分野にも積極的にチャレンジしています。まだ小さい会社だからという理由もありますが、CEOが自分から積極的に攻めていく姿勢をもっているからこそ、会社も成長しているのだと思います。そんな会社ですので、やることは探せば山のようにあります。言われたことだけをやるよりも、自発的に仕事を見つけ積極的に働きたいという人からすると、エプコでの仕事は楽しいのではないでしょうか。

 

Sさん:

エプコは設計サービス事業やカスタマーサービス事業などを幅広く手がける会社です。設計サービス事業では、電気設備設計、給排水設備設計、建築設備設計、建築設計、建築コンサルティングの5つのサービスを提供しています。沖縄オフィスには、東京など、県外から転勤してきている方も多いので、東京で仕事をしていた時とあまり変わらない雰囲気で仕事ができますね。一方で、すぐ近くにはリフレッシュできるきれいな海や自然もあり、メリハリのある生活ができているのでとても満足しています。

 

沖縄移住について

 

沖縄移住にともなって、仕事面や生活面で感じたことを教えてください。

中村さん:

私は埼玉にいた時は独身で、結婚を機に沖縄に移住しているので、実を言うと「移住」して起きた変化よりも、「結婚」して起きた変化のほうが大きいですね(笑)。だからあんまり、移住して自分が変わったという実感はないのですが、人づきあいの形は確実に変わりました。沖縄に来てからは友達のご両親、祖父・祖母までと関わるような人づきあいがあったり、公園で子どもたちが遊んでいると、そこの親御さんたちと話して仲良くなって、家族ぐるみのお付き合いになったりすることも多々あります。なので、埼玉にいた時よりも、人間関係が広がっていく楽しさを実感しています。そういったところは、沖縄に移住することの魅力の一つじゃないかなと思います。

 

Sさん:

とにかく人間関係が濃いということですね。スーパーで買い物をしていると、年配の方が「こっちの野菜の方がいいよ!」と声をかけてくれたり、沖縄に来たばかりの頃はバスで通勤していたんですが、朝、自宅最寄りのバス停で声を掛け合ううちに顔なじみになった年配の女性が、「この人、最近この近くに引っ越してきたんだって。仲良くしてあげてね。」とバス待ちで並んでいる人たちに言ってくれたりするんです(笑)。そうすると、今度は周りの人からも声をかけてもらったりして・・・。そんなふうにお互いに声を掛け合い、自然と人の輪が広がって行くような濃い人間関係が築けることが沖縄の素晴らしいところなんだと住んでみて思いました。

また、沖縄にはそんなにお金をかけずに楽しめる方法がいっぱいあるんです。

私は魚が大好きなので、県民の魚離れ改善のために沖縄県が認定する『お魚レシピ伝道師』という資格を取ったんですね。するとそれがキッカケとなって、那覇の漁協主催の『まぐろレシピ選手権』というイベントに、ボランティア特別枠として会場での出店を手伝う機会がありました。

沖縄に一歩踏み込むと、地元の人たちとのつながりができる。そして、またそこから次のつながりが生まれ、どんどん生活が楽しくなる。振り返ると、そうしたつながりのおかげで、10年間、とても充実した移住生活を過ごすことができたんだなあと思います。

 

沖縄にUIターン転職を考えている方へメッセージ

 

最後に一言、沖縄へのUIターンを考えている方々へメッセージをお願いします。

中村さん:

私が、沖縄にきたのは、子どもが元気に育ってくれそうだからという思いもありました。人間関係が広がっていくという話をしましたが、つながった人たち同士で助け合いながら、みんなで子どもを育てていけるような、そういう環境が沖縄にはあるように思います。また、ビーチだけでなく、広々とした公園も多く、子どもたちがのびのび、元気に育ってくれるんじゃないかなと。なので、子どもを自然の中でのびのびと育てたいと思われている方には、沖縄移住をおススメします。

 

Sさん:

沖縄移住の成功の鍵は、自分から相手にどんどん飛び込んでいくことだと思います。私も、地元の人たちとの関係を持てたのは、イベントに積極的に参加したからです。沖縄は年中何かしらイベントが開催されているくらい行事ごとには事欠かないので、参加せずに「なんだか思っていた移住生活と違った・・・」となるよりも、ぜひ自分から楽しむくらいの姿勢でどんどん参加してみてください。そうすれば、きっと地元の人たちともつながりができて、楽しい沖縄移住が実現できるのではないでしょうか。

 

中村さん、Sさん、ご協力ありがとうございました。


●【NEWS】移住イベント@渋谷に、エプコが出展します!イベントの詳細はこちらにてご確認ください。


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