インタビュー interview

【琉球インタラクティブ】「今が一番楽しい」 20代半ばでUターン、出会った最高の会社と仲間

いつか地元に戻りたい。でも、いつにするかーー。決断のタイミングは、意外と難しいものです。琉球インタラクティブ株式会社(宜野湾市)の大里匠さんは、大阪で生活していた20代半ばでUターンを決意。そして、「今が一番楽しい」と公私ともに充実した日々を送っています。誇れる仕事、居心地のいい職場、そして最高の仲間たち。大里さんがUターンして手にしたものとはーー。

琉球インタラクティブ UXエンジニア

大里匠さん

沖縄県石垣市生まれ。県内のIT系専門学校を卒業後、大阪に本社を置くソフトウェアメーカーにプログラマーとして新卒入社。沖縄の事業所で3年間勤務した後、本社へ異動。その後大阪市内のWEB制作会社に転職。約2年後の2019年5月、沖縄へUターンし、琉球インタラクティブに入社。求人マッチングサービス「ジョブアンテナ」の開発業務に従事している。27歳。沖縄出身の妻と浦添市で暮らす。

これまでのキャリア、Uターンした理由

大阪で3年。沖縄の発展に貢献できる仕事を

ーーUターンするまでのキャリアについて教えてください。

沖縄県内のIT系専門学校を卒業した後、大阪に本社のあるソフトウェアメーカーにプログラマーとして入社したのがキャリアの始まりです。その会社は全国に事業所があり、私は沖縄で働き始めました。その3年後に、大阪本社に異動することになります。

会社から異動の話をもらったときは、「ぜひ行きたい」と思いましたね。入社前は働く場所に特にこだわりがありませんでした。ただ、やっぱり一度は県外で働いてみたい。そんな思いも常にどこかにあって、せっかくの機会なので異動を希望しました。

その1年後に、今度は大阪市内のWEB制作会社にエンジニアとして転職しました。大阪本社で働いていると、良くも悪くも会社のいろんな面が見えてきて、この会社で生涯働き続けるの難しい。そう思い始めたんです。前の会社は業務システムの開発がメインでしたが、転職先はコーポレートサイトなどのWEBサイト制作が中心でした。そこでプラスαのスキルを積むことができたのはよかったですね。

ーー大阪での生活はどうでしたか。

楽しかったですよ。大阪の中心街に近い、賑やかな場所で暮らしていました。その後結婚することになる妻と一緒に住んでたんですが、2人でいろんなところに出かけましたね。寂しくなったり、ホームシックになったりすることは一切なかったですね。

ーーそれなら、大阪にそのままとどまる選択肢もあったのではないですか。

ただ、以前からいずれ沖縄に帰りたいとは思ってたんです。この感覚を言葉にするのは難しいんですが、やっぱり生まれ育った場所で暮らしたい。そういう思いは、どんな人にもあると思うんです。

じゃあ、いつ戻るか。本気で考えるきっかけになったのは、結婚でした。妻も沖縄出身だったので、2人で話し合って決めました。そして、Uターンを考え始めると、沖縄の発展に貢献できるような仕事がしたい。沖縄の経済にインパクトを与えるサービスに関わりたい。そういう気持ちもどんどん強くなってきました。

沖縄を離れ、大阪で暮らして約3年。2019年5月に、遂にUターンが実現します。

ーー転職先に琉球インタラクティブを選んだ理由は。

沖縄にどんなIT企業があるのかわからなかったので、まずはとにかく情報収集でしたね。関連する転職サイトに登録し、ネットでIT企業の情報を地道に検索して調べました。当初は働きたいと思える会社があるだろうか、給与が大きく減ってしまうのではないか。そんな不安がありました。

琉球インタラクティブを知ったのは、情報収集の一環で登録した沖縄の求人マッチングサービス「ジョブアンテナ」がきっかけです。沖縄最大の求人サイトで、これを運営しているのが琉球インタラクティブでした。

ほかにも何社か候補はあったんですが、琉球インタラクティブが最も魅力的に感じたんです。沖縄経済に貢献できるような自社サービスを手がけていて、実際に話を聞いてみると、沖縄発のインターネットベンチャーとして「日本を代表する企業になる」と明確なビジョンを掲げていました。サービス内容や会社の姿勢が、私の希望にピッタリはまったんです。

現在の会社と仕事

沖縄最大の求人マッチングサービスのフロントエンジニア

ーー琉球インタラクティブはどんな会社でしょうか。

2009年の創業当時から、中核になっているのがインターネットサービス事業です。WEBサイト制作やオウンドメディア、アプリ開発、SNSの運用など、デジタル領域のプロモーションを総合的に支援する事業です。世界的な有名ブランドのクリエイティブ制作や、沖縄の大手企業のマーケティング支援など、実績は豊富にあります。この1月からサービスインしたモバイルバッテリーのレンタルサービス「充電GO!」や沖縄のコミュニティメディア「おきなわLikes」など、自社サービスも数多く展開しています。

もう1つの柱が、沖縄経済を発展させるための人材育成事業です。その代表的なサービスが「ジョブアンテナ」で、ほかにもIT技術職に特化した転職支援サービスや、宜野湾市の情報産業施設である「宜野湾ベイサイド情報センター(Gwave)」の指定管理も行っています。

いろんな事業・サービスを手がけているので、社員もバラエティに富んでいますね。私のようなエンジニア以外にも、ユニークなクリエイターや優秀なマーケターが揃っています。

ーー大里さんが今担当している仕事は?

私は現在、「ジョブアンテナ」のフロントエンドのエンジニアリングを担当しています。これからサービスのリニューアルを予定していて、フロントエンドのチームをまとめる立場として、チームのタスク管理などを中心に働いています。

ジョブアンテナ」は、6000件以上の求人情報と、5000社以上の企業情報を掲載している沖縄最大の求人マッチングサービスです。情報量のほか、ユーザーにとっての使いやすさ、優れた検索機能もとても重視しています。「誰が見てもわかりやすい」をとことん追求しているんです。

ーー希望していた「沖縄経済に貢献する」仕事に携われているんですね。

その思いを実現することができているので、楽しいですし、やりがいがありますね。今が仕事していて一番楽しい。そう断言できます。仕事内容もそうですが、会社の雰囲気も大きいと思っています。ここには、自ら積極的に行動を起こすタイプの社員が多く、ベンチャーらしい熱量の高い雰囲気があります。仲間を大切にする文化も浸透していて、上司と部下の上下関係がなく、お互い気軽に意見を交し合えます。

私が「こうしたい」と言えば「いいね」と応援してくれたり、「これはどうにかならないか」と悩んでいると「こうしてみれば」とすぐに相談に乗ってくれたりします。そういう環境があるので、自然と仕事に前向きに取り組めるんです。こういう社内の雰囲気も、「今が一番楽しい」と思える大きな要因の1つです。

みんな仕事熱心で、優秀な人が多いんです。これは当初私が沖縄に思い描いていたイメージとは異なる、ポジティブなギャップでもありますね。

Uターン後の暮らし

浜辺でのんびり過ごす休日。体調もよくなった

ーー生活面では、Uターンしてどんな変化がありましたか。

生活も大きく変わりましたね。例えば休日の過ごし方です。大阪のような賑やかな場所で遊ぶことも楽しかったんですが、もともとは人が少ない場所で、静かにのんびり過ごすことが好きなタイプでした。今は本を読んだり、映画を観たり、海辺をぶらぶら散歩したり、砂浜に寝っ転がってぼーっとしたり。地元の友人や妻と、そんな風にゆったりとした時間を過ごしています。刺激や物足りなさを感じることはありませんね。

それと、体調維持もしやすくなりました。年中暖かいので、風邪をひくことがなくなりました。妻も花粉症の症状がひどかったんですが、沖縄に戻ってきてからはパッタリおさまりました。

Uターンするにあたって苦労したことを挙げるとすると、引っ越しに想像以上にお金がかかったことですね。これから引っ越しを考えている人は、あらかじめ注意しておいたほうがいいでしょう。

ーーほかに、参加しているコミュニティなどはありますか。

会社のある宜野湾市で月に1回、プログラミングに関する勉強会を主催しています。特にテーマは設けず、やりたいことを募って参加者全員で勉強する会です。他社のエンジニアとつながりをつくるのが目的です。主催しているもの以外にも、毎月何かしらの勉強会やイベントに参加してますね。

他社のエンジニアがどんなことを業務に取り入れているのか、どんな技術を磨いているのか。それを知ることで、仕事へのモチベーションがどんどん上がってくるんですよ。そういう意味でも勉強会などのコミュニティには積極的に参加して、エンジニア同士のつながりを増やしています。

移住者にとっては、こういうイベントに参加するとエンジニア同士の交友関係が広がるので、ぜひ参加することをオススメしたいですね。

これからの仕事と生活

ビジネス感覚も身につけ、サービスを成長させられる技術者に

ーー仕事について、どんな将来設計を立てていますか。

仕事は、これからも「ジョブアンテナ」に関わり続けたいですね。沖縄を代表する求人サービスですが、現状に満足せず、“県民の誰に聞いても知っている”ようなサービスに成長させたいと思っています。

私はいい会社、いい仲間に巡り会えたおかげで、今こうして楽しく働くことができています。居心地のいい職場を見つけることは、長く働くうえでとても大事なことですよね。でも周りを見ると、決してそういう人ばかりではありません。いい縁やきかっけさえあれば、みんな楽しい職場で働けるようになると思うんです。たくさんの人に、私と同じようないい出会いを見つけてほしい。そのために、「ジョブアンテナ」を誰もが知るようなサービスにしたいんです。

今後はエンジニアリングにこだわらず、いろんなことをやっていこうと思っています。例えば、登録ユーザーや企業に私が直接インタビューして、その内容を分析しながらエンジニアリングに落とし込むとか、単にモノをつくる仕事だけでなく、ビジネスの知識も身につけて、サービスを改善したり事業を成長させられるようなエンジニアになること。それが大きな目標です。

ーー最後に、UIターン転職を考えている人へ一言お願いできますか。

沖縄へのUIターン転職を考えている人の中には、果たして仕事はあるのか、給料が減るんじゃないか。そう不安に思っている人もいると思います。私もまさにそうでした。ただ、私の場合はそこまで減りませんでした。もちろん会社によって違うと思いますが、気になる会社のことをリサーチして、しっかり自分の経験やスキルをアピールできれば、いい条件の会社を見つけることができるはずです。

それに、エンジニアという職種に限って言えば、今は東京など都会との待遇差はなくなってきています。県外の企業が沖縄にどんどん進出してきているからです。実際、私が専門学校に通っていたときと比べると、IT企業やエンジニアのコミュニティが一気に増え、将来「エンジニアを目指している」と口にする若い人も明らかに増えています。沖縄のIT業界はこれからもっと盛り上がっていくと思うので、心配せずに思い切って挑戦してもらいたいですね。


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